産業の複雑化、高度化に伴う保管形態や荷姿の物理的変化、
さらに新しい荷役機器の出現などによる保管システムの質的変化などに対応できる独自の構造をもった重量ラックです。
パレットラックは組み立てはもちろん解体・移設・増設もスピーディに行えます。
パレットラックは、パレット単位の保管に最適なラックです。
また重量物や段重ねできないパレットの保管など、物流倉庫では最もよく使われているラックです。
主にフォークリフトなどを用いて、フォーク通路を最小幅に抑えて棚数を増やし保管効率を上げたものです。
また、鉄板やボードを敷くことによって、寸法の違うパレットの保管も可能です。
安全対策には天つなぎや柱つなぎという方法があります。
一段あたりの積載荷重が300kg、500kgのラックです。
支柱は正面がねじり剛性にも強い55mmの凸型形状で、積層棚などの荷重に耐えられる設計となっています。
組み立てが簡単なため、解体・移設・増設・レイアウト変更などが柔軟性に優れたラックです。
棚板は棚受に乗せるだけですから、保管物の形状や数量に応じて50mm単位の段変更や棚段数の増減を自由に行うことができます。
経済的な連結タイプで、高さと奥行きが同じであれば、支柱を共有することで2連、3連と簡単に連結できます。
重めの用具や資料の収納、米屋、酒屋などの重い陳列棚、工場内の中型工具置場、倉庫での在庫管理まで、幅広い用途でおすすめのラックです。
一段あたりの積載荷重が150kg、200kgのラックです。
組み立てが簡単なため、解体・移設・増設・レイアウト変更などが柔軟性に優れたラックです。
棚板は棚受に乗せるだけですから、保管物の形状や数量に応じて25mm単位の段変更や棚段数の増減を自由に行うことができます。
経済的な連結タイプで、高さと奥行きが同じであれば、片方の支柱を繋げて2連、3連と簡単に連結できます。
また、ベースプレートは樹脂仕上げになっているため床を傷つけません。
オフィスでの事務用品の収納や、店舗でのショーケース、あるいは倉庫における中量ラックほどの耐荷重が荷物の保管ラックなど幅広い用途で活躍します。
一段あたりの積載荷重が120kgのラックです。
オフィスでの事務用品の収納や、書類の収納など、軽量物の収納にご利用いただいております。
| 表記の方法 |
高さ(H) × 幅(W) × 奥行(D) 段数(F) 例) 1800H × 1200W × 450D 5F 高さ180cm 幅120cm 奥行45cm 天地5段 |
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※表記の単位はミリメートル
※段数は天板を含めたもの
呼び寸とは、そのもののいわゆる公称値です。実際の幅や奥行はメーカー毎やラックの種類によって違います。
| 連結方法 |
単体…1台で自立するラック(支柱は4本ある形態) 連結…上記単体のラックの片方の支柱と繋げて立てる形態(支柱は2本ある形態) |
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※軽量ラック(アングルラック)は単体のみです。連結方法は単体同士をボルトナットで固定します。
奥行方向に2列並べる方式です。パレットラックは支柱繋ぎで、軽量～中量はボルトナット、もしくは間座にて固定する場合もあります。
奥行方向に2列並べる方式です。パレットラックは支柱繋ぎで、軽量～中量はボルトナット、もしくは間座にて固定する場合もあります。
| 1-通路幅(運用上の目安) | 人による作業…700mm～1100mm 台車による作業…1100mm～1700mm フォークリフト…2700mm～4000mm ※人や台車のみの運用であっても、メイン通路(頻繁に作業者が行きかう通路)は1500mm～2000mmが理想です。 |
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| 2-上段の高さ | 入出荷作業等で使用する最上段(主に天板を除いた最上段)は、ワークの重量や作業者の力量(熟練の男性作業者、パートの女性等の違い)、フォークリフトの楊高等を考慮して選定する必要があります。 |
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| 1-据え付けするフロア(地面)の状況 | 「平滑で充分な強度が保たれている」が基本です。 特殊な場合 アスファルト…支柱のベース(地面と接する部位)を大きくします。 木…アスファルトと同様、もしくは破って下の基礎に設置します。 土…基礎を土木工事にて施工後、設置します。 不陸…水勾配がついていたり、波打っていたりなど地面の状態が悪い場合は、ライナー(支柱の下に敷く鉄板)を増やしたり、予め嵩上げ用の部材(ゲタ)を製作して対応します。 |
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| 2-屋内外 | 原則、設置は屋内です。屋外に設置の場合は荷物の濡れ防止対策や、ラック本体の錆防止対策(溶融亜鉛メッキ等)が必要です。 |
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| 3-搬入場所及び経路 |
組立作業の無いラックの送付は原則「車上渡し」です。 組立作業を伴う場合は、 1.積み下ろしの条件(構内外、手降ろしかフォークリフトか、時間指定有無、等) 2.搬入条件(設置箇所との距離、階上げの場合、EV使用の可否、搬入経路の確保、養生の必要有無、等) の確認が必要です。 |
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軽量ラック～中量ラックは直置き、パレットラックはアンカー固定が原則です。
必要であれば、全種類のラックで天繋ぎ可能です。
以下の様に、ラックの高さが低い場合は支柱を伸ばすなどの方法で対応します。
もしくは、壁面に固定する方法もあります。
軽量ラック～中量ラックが棚板を要して、物品をケース単位もしくは現品単位で管理するのに対し、パレットラックは重量物や多量のケースを、名前通りパレットを介して管理する為のラックです。その違いは、
1. 最下段が直置き(地面に置く)。
2. 天板が無い。
3. ビームとサブビームで物品を受ける。
4. 原則、支柱はアンカー固定。
5. 受注生産品。
などです。
スタッキングフォークを使用する場合は、最下段にフォークガイドを取り付けます。
前記ラックの種類のほかに、ステージラック、いわゆる中二階があります。
ラック上に床を張る工法です。ラック支柱を利用し、梁等で補強した天面に主にスチールフロアーを敷設します。
奥行方向に2列並べる方式です。パレットラックは支柱繋ぎで、
軽量～中量はボルトナット、もしくは間座にて固定する場合もあります。
独立した支柱構造で設置する工法です。下層を有効利用できます。 支柱、梁で構成された本体に主にスチールフロアーを敷設します。
特記事項：中二階に関わる法律について
中二階を施工するにあたり、規制を受ける法律は主に下の二点があります。
1. 建築基準法 …建築物の敷地、構造及び建築設備・防火設備
2. 消防法 …消防設備
ラック業界では、「中二階はラックである」という見解の元に施工納入をしてきましたが、近年、特に耐震構造の偽装等が発覚されてからは、構造物に関する法解釈の見直しがされ、法律的には「中二階は建築物の範疇」と見解されるようになりました。
これにより、設計施工において、床面積、耐震強度、防災設備等の制約を受けるようになりました。
これらを遵守とすると、今まで中二階を施工することによるメリット「安価に床面積の増加」が損なわれる場合が多くなります。
現在では、納入するにあたり、ユーザー様において法解釈の理解と判断を仰ぐように、設計･提案時に確認するように努めていますが、
昨今、国内の企業内で重視されるようになった「コンプライアンス(法令遵守)」とは方向性を異にするものなっています。
上記スタンダードなラックの他に、さまざまな用途に用いられる特殊なラックがあります。
ラック背面から補充、前面からピッキングと、先入れ先出しが可能なラックです。 棚板の替わりにローラーが付いていて、荷物は自重で転がって前面に補充されます。 写真のピッキングラックにはデジタルピッキング装置が付いています。
L-60×40のアングルで躯体を製作。
キャスターと天板(パーチクルボード)を組み付けます。
パレットラック上部にC型鋼で天井骨組みを取り付けて、テント生地で天井、背面を囲います。
側面及び前面はレール式カーテンにて開閉式にしました。
雨風を凌いで、屋外の使われていないスペースを保管スペースとして有効活用できます。
ラベルプリンターのロール紙交換用に製作。ラベルプリンターを天板上に設置すると、高すぎる為、女性作業員では届きません。
2段目に設置すると上蓋が開かなくなるので、手前に引き出せるようにしました。
納入に際し、打ち合わせ段階でお客様のご意向をヒアリングし、導入する倉庫及び工場の状況と、納入後の実際の運用を考慮しながらレイアウトします。
均等にラックや通路をレイアウトするのが理想ですが、実際は建屋形状(建屋の柱や出入り口の位置)、照明設備や防災設備の位置、他の物流設備との位置関係等が影響してきます。
また、施工に際し、搬入口や経路、100V電源の確保等を考慮します。
まずは現場(倉庫)の調査にお伺いいたします。
お客様にとっては普段慣れた現場なため、意外に気づかない落とし穴が潜んでいます。
当社、倉庫コンサルティングの専門家がお客様の倉庫の問題点をプロの目から厳しくチェックいたします。
ちょっと工夫するだけで、作業の手間が数段省けることもよくあります。
お気軽にご相談ください。
建屋の一階フロアに複数の多層式ラックを機能的にレイアウトし、限られた床面積を何倍にも活用できます。 同時にラックそのものを支柱として床を張り、商品ストックの増加などに対応するコンベアやリフトと併設することで、入出庫の大幅な省力化、理想の倉庫内物流システムも実現可能です。
柱材に丸・角鋼管、梁にH鋼を使用して構築する架台です。 ストック品の大量収納に最適で、積載荷重や荷物の寸法、荷役作業の性格などに合わせた自由設計タイプ。 条件によっては柱スパンも広くとることができる場合や、一階部分のフロアプランも自由度が広がります。 また支柱間を間仕切りにすることで、事務所としても使える空間が生まれます。
作業員が最も楽な姿勢で荷物の出し入れ、運搬が可能な高さに配置。 同じ荷物でも持つ姿勢が違うだけで体への負担は驚くほど少なくなります。 また、作業中の無駄な移動が極力無いように検証し、最適な配置や移動スペースを確保します。
※計算すれば出てくる最適な高さ、奥行き
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